口腔ケアとインターンシップ
こんにちは、2階病棟Sがブログ担当させていただきます
まずは、2階病棟の紹介をさせていただきます。看護師の平均年齢30~40歳、20代の看護師も4名いる若さあふれるスタッフ

私はこの留萌記念病院で10年勤務しておりますが、一番この職業に就いてよかったなと思うことは、やはり「ありがとう」と患者様やその御家族から言われることです。看護師という仕事はすごくやりがいはありますが、常に命と隣り合わせな仕事です。10年以上働いていますが、患者様の容体が急変すると、今でも緊張してしまいます。これでいいのかなと考えた日もありました。しかし、「ありがとう」と言う言葉に何度救われたかわかりません・・・。私も患者様のケアをした後は、必ず「ありがとうございます」と声をかけることを心がけています。
今回は当院で取り組んでいる職場体験(インターンシップ)についてご紹介させていただきます。当院では、年に4,5回職場体験の受け入れをしております。小学6年生から高校3年生まで、色々な学校から体験にきてくれています。小学生は手作りナースキャップをつけ、中学生や高校生には実際に白衣を着てもらっています。私は職場体験を担当して5年以上になりますが、将来、医療の仕事につきたいと考えていたり、将来の目標を迷っていたり、色々なことを考えながら体験をしているのが伝わってきます。内容はバイタルサイン測定や包帯巻体験、疑似血管を使用した注射体験(これが人気№1体験項目



多くの子どもたちを見ていますが、中学生で体験にきてくれた子が、高校生になってからも当院の職場体験にきてくれたりとすごく感動する場面もあります。そのなかでも、高校生の時の職場体験にきてくれた子(もう子じゃないかな...立派な成人男子)が、今現在当院で働きながら、仕事と勉強の両立をしていることにしみじみと自分も歳をとったんだなぁ…じゃなく


職場体験の際、小学生が作った手作りナースキャップです
最後になりますが、看護師は、患者様と心が触れ合えるとても素晴らしい職業です。死に直面するときは辛く涙を流してしまうこともありますが、大好きな看護師という仕事をおばあちゃんになるまで続けていきたいと思います。


