介護施設の役割について

5月になり新たな元号、「令和」となりました。
新聞やニュースでは何か出来事や話題があると「令和初の○○」といった報道で盛り上がっておりますが、光栄なことに「令和初のブログ」を老健 季実の杜が担当することになりました。

今年は改元の年という節目の年となりましたが、私達が関わる「介護保険法」も2000年(平成12年)4月に開始し、今年の4月で20年目を迎えるという節目の年となっています。

介護保険法は開始して以降、現在まで5回の改正(平成18年、同21年、同24年、同27年、同30.年)が行われています。
介護サービス新設や廃止、一部の介護サービスの管轄が都道府県から市町村に移行したりと大幅な改正から小さな改正まで多くの改正を経て現在に至っております。
その中で介護関係のニュースや新聞などでよく見かけるのが「介護保険制度は複雑」といった利用者ご本人やご家族からの意見です。

私自身相談者が来られると「色々な施設があるけど、何が違うの?」という質問をよく受けます。
たしかに、制度になじみのない方が「老健」、「特養」など施設の名前だけ言われてもしくみや役割などはイマイチ伝わらないのも仕方がないことと思います。

そこで、今回は当法人が運営しております「介護老人保健施設 季実の杜」と「有料老人ホーム季実の杜」の役割などについてご説明したいと思います。今回で制度やサービス内容などすべての説明はできませんが、是非ご覧ください。

まずは「介護老人保健施設 」をご紹介します。(以下 老健 )

老健 季実の杜は、留萌記念病院併設の、医療機関併設型小規模老健として平成19年に開設しました。
定員は29名で、定員29名以下の老健は小規模老健と定義されています。
老健は、在宅復帰の支援を目的 とした施設と定められており、リハビリを中心とした機能改善が目的の介護サービスが提供されます。

特別養護老人ホーム(以下 特養 )など他の介護施設では、医療行為が頻回になるなど特別な事情がない限り入所を続けられますが、老健は在宅復帰が目的のため、入所期間は無期限ではありません。
病気や怪我で医療機関に入院した場合、治療が終わり退院許可が出れば退院することになりますが、老健に入所された場合も「自宅で生活できるまで回復した」と判断されれば退所し、自宅に戻っていただくことになります。

しかし、状態には個人差があるため、全員が在宅復帰できるまで回復するとは限りません。
入所中に介護度が重度化しリハビリが困難になってしまったり、リハビリを続けても状態改善が難しく「在宅復帰は困難」と判断される場合もあります。そのような場合は特養など、日常の介護を主とした施設に移っていただくなどの対応が必要になります。

このように、老健は入所後も退所や移動のある施設となっているため、入所当初から退所後の行先など、今後の方向性については常に検討や準備をしていただく必要があります。
また、入所要件は老健では要介護1~5、特養では平成27年から要介護3~5 が要件となりました。

続いて「有料老人ホーム」です。

有料老人ホームは「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類があり、有料老人ホーム 季実の杜は「住宅型有料老人ホーム」として平成22年に開設しました。
現在全国で設置されている有料老人ホームは、ほとんどが「介護付き」か「住宅型」で、「健康型」は全体の1%程度(平成25年度調査時)とのことです。「健康型」は自立している方が入居の対象で、介護度が重度化した場合は退居しなければなりません。
一般的に「施設入所(居)」と聞くと、施設に勤務している職員が入所者の介護をするものと思います。
「介護付き有料老人ホーム」は施設職員による24時間体制の介護サービスですが、「住宅型有料老人ホーム」では介護員は施設には勤務しておらず、訪問介護や通所サービスなどの介護サービスを利用しながら生活しますが、当法人は安心して生活をしていただけるように24時間職員を常駐しております。
在宅で介護サービスを利用する場合、「○曜日の○時に訪問介護員が訪問」「○曜日の○時からデイサービスに行く」というようなサービス利用ですが、住宅型有料老人ホームでは在宅と同じようなサービス利用となります。そのため、住宅型有料老人ホームに入居する場合、「施設に入る」よりも「施設に引っ越す」という考え方のほうがわかりやすいかと思います。

ちなみに、近年全国で数が増加している「サービス付き高齢者向け住宅」(以下 サ高住)も住宅型有料老人ホームと同じような体系ですが、こちらは名前の通り「住宅」ですので、介護施設ではなく私たちが普段生活している「家」となります。そのためサ高住に入居されている方は「施設に入居している」のではなく「自宅で生活している」とされます。

以上、簡単ではありますが当法人で運営している施設についてご説明させていただきました。
現在、ご自宅で介護をされている方や、今後施設入所を検討されている方たちの参考になれば幸いです。
また機会があれば、グループホームなど他の施設のご説明もしたいと思います。

緊急時対応の研修会

こんにちは(^O^)今回は2階病棟またもやSが担当させていただきます。
もうすぐ36歳いのしし年♡厄年...(前もブログを担当させていただいた時も、厄年だったような((+_+)))去年の前厄に引き続き続き、今年の本厄も気を引き締めていきたいと思います!!
と宣言したところで、2階病棟で行った緊急時対応の研修会について、書かせていただきます。
患者さんが急変する数時間前にはすでに、その症状が出現しているといわれています。
その前触れに、気付くには、日々の私たち看護師の観察力が問われることになります。
当院は、慢性期療養型の病院であり、入院している患者様を看取ることが多いのですが、緊急時の対応をする場面もあります。
その為、スタッフ全員がいつどんな時でも対応できるよう、実践研修会をひらきました。

その内容は
①バッグバルブマスク(アンビューマスク)の使用方法
②心臓マッサージについて
③気管挿管の準備と介助
④気管挿管チューブの固定方法。
それぞれの項目を1人1人が真剣に何度も取り組み、自分の看護技術につなげることができました。研修をしていると、なあーーーーーんとそこに、三輪院長が通りかかり、私たちに色々とご指導してくれました(^^♪本当にありがとうございました!!

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なかなか遭遇しない緊急時対応のため、今後も継続して研修をしていきたいと思います。

冬旅行に行ってきました♪

去年の冬のルスツに引き続き今年の冬はトマムにいってきましたぁ~♪♪♪

1月20日~一泊二日で星野リゾートトマムのリゾナーレトマムに宿泊♡

7時に留萌を出発~参加した職員は元気な方が多く、バスの中では、早々飲食がはじまり旅行ムード一色(*^^*)

途中休憩したコンビニでは、病院長の買い物かごに全員分のアイスを入れたり、お菓子を勝手に入れたり、しまいには内緒でミニオンのコップまで(笑)病院長ごちそうさまでした♡

その後に休憩した富良野マルシェでは、トイレ休憩だけのはずがお店の開店まで15分くらいあったにも関わらず待っている職員がちらほら(笑)先程、アイスを食べたばかりなのにも関わらずクレープを皆たべるたべる(笑)

まあ、そんな感じでそれぞれの時間を過ごしながらあっという間にトマム到着♪♪♪

夕食以外の滞在中はフリープラン!!それぞれスキーやスノーボード、アクティビティを満喫してきました♡

アクティビティのバームクーヘンづくりの様子です。
皆真剣(笑)簡単そうですが根気が必要!!
生地を付けて焼いてを繰り返し、火加減と焼きムラができないように均等にするのが、難しかったです(・・;)
でも、おいしいバームクーヘンが出来上がり、紅茶とともに試食タイム☆
焼き立て&自分で作ったバームクーヘンはとてもおいしく格別でした(^◇^)

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スキー、スノーボード組はこんな感じでハイチーズ♡

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開始早々、スキーのビンディングが壊れるハプニングがあった職員もいましたが、レンタルスキーを借りて無事合流(笑)
前回もですが、皆で滑るとほんと楽しい!!ゴープロで動画や写真を撮りながら終始ワイワイって感じでした♪♪♪
そして、今回宿泊したリゾナーレトマムの部屋がすごいのなんの!!
ほんとスィートルームってすごい♡
部屋は広いし、トイレまで無駄に広いじゃないですか(笑)
部屋にはジャグジーバス、サウナまであってすごすぎ!!

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最高です♡

夕食は「ビュッフェダイニングhal(ハル)」
カニやステーキなど好きな料理を手に取り、好きなお酒も飲んでお腹も心も大満足(^^♪

食後はみんなバラバラになるかと思ったら、みんな考えることは同じでアイスヴィレッジへ(笑)
氷の教会をはじめ、全てが氷で出来ており、触った感じも普通の氷とは異なる触り心地!!
そんな幻想的な世界を体験し、ちょうど花火もあがっていました!
アイスヴィレッジの近くには、歌手のBoAのPV撮影に使用された水の教会もありました♪

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2日目も晴天に恵まれ最高な景色と朝日を受けながら朝食の和食海鮮丼・鮭のあら汁・デザートを頂きました!!
ブッフェスタイルのところもあり、そちらではオムレツが絶品だったようで、みんな食べたみたいです♪

この日はアクティビティをされる方が多かったようで、バナナボートやスノーラフティング、スノーモービルなどなど楽しみました♪

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トマムリゾートは食事するところもたくさんあり、今シーズンから新しくホタルストリートっていうところがありました。
ちょっとおしゃれな感じのところで、家族やカップルで来てもいいなぁって思いました♡

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二日目もあっという間に帰る時間になってしまったくらい、とても充実した二日間でした(*^_^*)

帰りのバスはというと、すぐに寝た人が多く静かでしたが・・・行でも寄った富良野マルシェでおみやげ、食べ物を買って腹ごしらえして元気いっぱい♪最後まで楽しい旅行でした♪♪♪

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ソフトボール大会

去る823日(土)、去年に引き続き優和会主催(当院の親睦会)のソフトボール大会が開催されました。


天気が大荒れとのことで直前まで開催が危ぶまれましたが、朝方まで大雨が降っていたにも関わらず、参加者の祈りが通じたかのように午前中にはその雨も上がりグラウンドコンディションも回復し、去年と同様3チームの総当たりにより熱戦が繰り広げられました。


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参加者やギャラリーの方にはお子さん連れも多く、グラウンド内のみならず外も賑やか。お 子さんの前では選手の皆さんも特にプレーに熱が入ったことと思います。試合内容もファインプレーの連続、どの試合も拮抗した展開で、プレーする方も見る方 も満足できたのではないでしょうか。特に今回は女性陣の活躍がすごかったですね。皆さん大きな怪我なく終われたのは何よりでした。


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そして夜は恒例の大宴会。


少なく見積もっても総勢60名以上は参加していたでしょうか。優和会の宴会は子供連れ大歓迎なので小さなお子さんを連れた職員さんも多く参加することができ、今回も大変な賑わいを見せておりました。かくいう私も今回は子供同伴で参加させていただきました。

 

次の優和会の行事はボウリング大会と聞いていますが、その前に、来月には職員旅行が予定されております。去年はこれ以上ないほどの大盛況でしたが今年も実行委員が一生懸命に企画してくれているようです。今年も職員一同楽しく盛り上がりましょう


ソフトボール大会優勝チーム


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心優会行事(ソフトボール大会)

院長の三輪です

 

短いながらも暑い夏が終わりを告げ秋も深まってきましたが、みなさんはどうお過ごしでしょうか

 

さて、もう2週間ほど前の話になりますが、911日に職員親睦ソフトボール大会が行われました

 

平日午後の開催にも関わらず、休みや勤務明けの職員が多数参加され、3チーム総当たり戦での熱戦が繰り広げられました

 

各チームともうまい具合に戦力が拮抗しており、和気あいあいとしながらも白熱した好勝負が随所に見られ、職員のみなさんも大いに楽しまれたことと思います

 


 

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私も声をかけていただき参加させてもらいましたが、思えばソフトボールや野球を最後にプレーしたのはかれこれ10年くらい前になるでしょうか。

 

とにかく久しぶりなのと当日が当直明けだったので、仕事が終わってから試合までのわずか数十分の間にリハビリかてらバッティングセンターに寄り軽く打ち込みをし、

なんとホームラン賞をいただき万全の態勢(?)でグラウンドへ乗り込みました

 

まぁ打てば三振はするわ守ればゴロに足がついていかないわで、肉体の衰えという残酷な現実にも直面したわけですが(笑)、スポーツはやはり楽しいものだなと改めて再確認できました

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そして夜は高麗館で打ち上げ兼懇親会が開催され、参加者は総勢60名を超えていたとかお子様連れ大歓迎ということもありこちらも大盛況でした

 

このように優和会(職員の親睦会)主催で定期的に職員親睦イベントが行われているのですが、11月には病院主催で定山渓温泉での観楓会が企画されております。つきましては一人でも多くの職員の皆さんにご参加いただき、大いに楽しみまた日常業務の疲れを癒していただければと思います。

 

ということで、職員一同、引き続き日々地域の患者様や利用者の皆様のお役にたてるよう真摯に職務に邁進することはもちろんのこと、我々としても少しでも職員が働きやすい職場への環境作りにも注力していければと思っています

 

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日々の出来事を徒然に書き綴りました
病院の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです

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